山口県の保育園の特徴
山口県には現在、302校の保育園があります。
保育園は県内各所に分布していますが、山口市や下関市、宇部市といった人口の多い市にやや集中している傾向が見られます。
そのため、保育士の求人も山口市や下関市が多いです。
山口県内で保育士を目指す場合、通勤が可能であれば保育園数が多い市で求人を探すことをおすすめします。
山口県で保育士になりたい!求人はどこで探す?
山口県で求人を探す際におすすめの方法は2つあります。
まず1つ目の方法は、各自治体に設置されているハローワーク(公共職業安定所)にて求人を紹介してもらうことです。
ハローワークは、厚生労働省の正式機関です。
ハローワークでは多くの求人を抱えており、ハローワーク限定の求人も存在します。
また、求人案内から就職までのサポートもしてもらえるため、大変な就職活動を安心して乗り越えることができるでしょう。
次に、2つ目の方法は、求人サイトをチェックすることです。
大抵の求人サイトには、希望の勤務地や待遇などのこだわりポイントを絞って検索する機能が備わっています。
こうした便利機能を使うことで、希望の求人が見つかりやすくなるというメリットがあります。
ぜひ、参考にしてみてください。
山口県の保育園の給与相場は?正社員採用はある?
山口県内の保育士の求人を見てみると、正社員採用が多く目立ちます。
とはいえ、パートタイマーの求人もあります。
家庭生活と仕事を両立させたいという方は、パートの求人を探してみてはいかがでしょうか。
給与についてはどの市も大きな差はなく、17万円から21万円前後の給与帯が山口県の相場のようです。
保育士の給与額を全国平均で見ると、約23万円となります。
山口県は全国平均よりもやや少なめですが、地方都市ということを考えると、あながち少ないというわけではないでしょう。
認可保育園と認可外保育園、どこで働く?
ひと口に保育園といっても、認可保育園や認可外保育園など様々な種類があります。
迷ってしまうという方に向けて、それぞれの特徴について解説します。
まず始めに、認可保育園は児童福祉法で定められた厳しい基準を満たし、都道府県知事から認可された保育園のことです。
認可された保育園には、補助金が支給されます。
運営費の多くは補助金によって賄われているため、認可保育園は比較的安定しています。
また、認可保育園では「保育標準時間」が定められており、延長保育を積極的に行う認可外保育園と比べて、残業が少ないというメリットがあります。
家庭や育児との両立が不安という方は、認可保育園を選ぶほうがよいでしょう。
次に、認可外保育園とは、各都道府県知事からの認可は受けていないものの、自治体で定められている基準をクリアしている保育園のことです。
規則はあまり厳しくないため、ある程度自由が利くというメリットがあります。
また、少人数のため、子どもたち1人ひとりとじっくり向き合う時間が得られます。
規則に縛られずに働きたいという方や、1人ひとりに目が行き届く規模の保育園で働きたいという方には、認可外保育園をおすすめします。