近年地球温暖化や自然災害などをきっかけに電力供給の多様化が求められています。
自然の力を利用する「再生可能エネルギー」が注目されています。
そこで
・そもそも再生可能エネルギーとは?
・広島県の再生可能エネルギーの取り組み
・再生可能エネルギーのメリット・デメリットとは?
について、お伝えします。
そもそも再生可能エネルギーとは?
再生可能エネルギーとは、①太陽光②風力③地熱④水力⑤バイオマス⑥太陽熱⑦大気中の熱といった常に自然界に存在しているエネルギーのことです。
特徴は「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない」「半永久的に利用できる」ことです。
資源に限りのある石油や石炭といった化石エネルギーとは異なる大きなメリットがあります。
また、再生可能エネルギーの内訳は、
・太陽光6.7%・バイオ2.6%・風力0.7%・地熱0.3%
天然ガスや石炭など火力発電が大きな割合を占めています。
広島県の再生可能エネルギー取り組みとは?
“本での再生エネルギーの比率は10.7%で大型ダムなど水力発電を除くと、わずか2.2%しかありません。
こうしたなか、広島県は2012年7月より「電力買取制度」を本格的に導入し、再生可能エネルギーの普及・拡大の取り組みを開始しました。
『太陽光発電』『木質バイオマス発電』『小水力発電』の3つの分野で再生可能エネルギー事業を推進しています。
そのほか、広島県が中国電力グループと共同し発電事業を行っており、発電の収益を地域に還元する目的で、保育園や幼稚園の省エネ設備の導入の支援し地域のため活用をしています。
再生可能エネルギーのメリット・デメリットは?
再生可能エネルギーのメリット・デメリットはなんでしょうか。
【メリット】
・太陽光や風力・水力をエネルギー源としているので、永続的に利用ができる
・災害やトラブルが発生しても、最小限の被害に抑えることができる
・温室効果ガスを排出せずに発電ができる
【デメリット】
・天候など環境に左右されやすいため、電力供給が不安定になりやすい
・発電コストが高い
デメリットはあるものの、地球温暖化や環境のために永続的に利用できる再生可能エネルギーが広まるといいですね。