名古屋市は人口220万人の都市で、人口密度も高く戸建て住宅が難しいと思われがちです。しかし、郊外に行けば地方都市のように市内でも戸建て住宅を買い求めることは決して難しいものではありません。さらに太陽光パネルを設置することも可能です。そこで今回は、名古屋市で太陽光パネルを設置し、電気代が節約できるのかについて解説しましょう。
名古屋市で太陽光パネルを設置して節約できる？
結論をいえば、名古屋市で太陽光パネルを設置して発電しても、そこまで節約が期待できません。なぜなら設置する費用がそれなりに発生してしまうからです。しかし、名古屋市では住宅等の低炭素化促進補助と呼ばれる補助金を出しており、太陽光パネルを比較的安価に設置できるので、それを利用することでトータルに節約が可能となります。この補助金は毎年行われており、4月ごろからスタートします。ただ、注意点として殺到することもあるため、すぐに申し込みをしないと予算の範囲を超えて補助金の受付がストップしてしまうので注意しましょう。もちろん太陽光パネルも年々安くなってきているので、名古屋市で節約に大きく貢献できるようになる日も近いでしょう。
太陽光パネルとは？
太陽光パネルとは、シリコン半導体に光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光を電気エネルギーに変える作用のあるパネルを言います。主に現在はシリコンが主流ですが、 銅、インジウム、セレンを原料とするCIS、CdTeのほか、有機半導体や色素、量子ドットと呼ばれるタイプも製造されています。
化合物系太陽光パネル
日本ではシリコンが主流なものの、海外では化合物系の太陽光パネルが主流です。これらはシリコン系よりも天候に左右されにくく、直射日光に当たることによって出力が一気に上がる特徴を持ちます。さらにコストがとても安いのでたくさんの太陽光パネルを製造できる点もメリットです。しかし、発電効率がそこまで高くないため、設置場所が少なく、天候も不安定になりがちな日本では普及しておらず、製造メーカーもほとんどありません。