薬剤師訪問サービスについての深堀り

薬剤師訪問サービスについて

医師から処方された薬は、薬局で受け取るパターンが多いでしょう。しかし事情により、薬局へ向かう人が困難な人は少なくありません。宅配で薬を受ける手もなくはないものの、服用指導がなければどうしようもないのも事実。薬剤師から説明を受けなければ、健康な体を手にするのも難しくなるでしょう。
そこで利用したいのが、磐田市の薬局でも実施している薬剤師訪問サービスです。ではどんなサービス内容になっているのか、掘り下げてみましょう。

サービスの内容は?

薬剤師訪問サービスとは、薬剤師が直接自宅まで訪問して薬を届けるサービスのことです。医療保険で「在宅患者訪問薬剤管理指導」で、介護保険では「居宅療法管理指導」です。そして担当する薬剤師は「在宅薬剤師」か「訪問薬剤師」と、呼ばれています。
薬の取り扱いは、慎重さが求められます。薬の取り扱いは大変難しいもので、適切に服用する必要がございます。そこで薬剤師が直接自宅へ訪問することにより、服用方法を指導。治療効果向上も期待されています。

薬剤師訪問サービスのメリット

薬剤師訪問サービスは、医療費の節約にも大きな成果があります。薬の飲み残しは深刻な問題で、年間475億円も無駄になっていると言われているほど。475億円も無駄になっていることを考えるだけでも、背筋が寒くなるもの。
でも薬剤師訪問サービスの取り入れにより、9割も無駄が削減されたそうです。実施している薬局はまだまだ限定されているものの、訪問サービスが全国に広まったら、日本の医療を救う鍵になるかもしれません。

利用対象者

ただし薬剤師訪問サービスは、誰でも利用できるものではないので要注意。対象となるのは、通院が難しい人。また薬の管理に不安を抱えている人や、医師の診断で「薬剤師訪問サービスの利用が適切」と受けた人が対象。
薬剤師訪問サービスの種類はいろいろありますが、どういう種類のサービスでも医師と薬剤師の連携は絶対に外せません。もしサービスの利用を検討しているのなら、医師とのつながりが強い薬局に、お願いするようにしたいものです。

薬剤師訪問サービスについての深堀り
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