近年少子高齢化問題が加速する中で、介護施設の需要はさらに高まっています。
広島市には約200程のグループホームがあるため、ご高齢の方が居られるご家族はこのような悩みを持っている方も多いでしょう。
広島市で家族の介護施設利用を検討している
・グループホームと老人ホームの違いは何か?
・どんなグループホームを選べば良いかわからない
そんな方に向けて、今回は「広島市のグループホームの選び方」について解説します。
グループホームとは?老人ホームとの違い
グループホームとは認知症を持つ方を対象とした、少人数で共同生活を送る施設です。そのため、一般的な老人ホームとは対象が異なります。老人ホームは、自立している人から要介護5まで、それぞれの人に適した施設があります。また、入居者の人数も数名〜100人規模の施設と様々です。
一方グループホームは10人以下の比較的小規模な人数で、家事を分担しながら自立した共同生活を送ります。活発なコミュニケーションを通して、認知症の進行を遅らせるのが目的です。
広島市のグループホームの入居条件
広島市のグループホームに入居するためには、いくつかの条件があります。
・広島市の住民票を持っている方
・要支援2、要介護1以上と認められた方
・医師に認知症の診断を受けた方
・共同生活を営むことに支障がない方
・常時医療機関において治療をする必要がない方
年齢に関しては、65歳未満の方でも入居可能な施設もあります。施設によって、入居条件が異なる場合があるので必ずチェックしてみてください。
広島市のグループホームの選び方
広島市には数多くのグループホームがあります。そのため、グループホームを検討する際は選ぶポイントが重要です。
・実際に施設の見学をする
グループホームの多くは、直接施設を見学することができます。施設の設備や、入居者の雰囲気、スタッフの表情などは確認しましょう。
・広島市の公式HPから入居状況を確認
グループホームは定員が少ないため、施設の数は多くてもどこの施設に空きがあるのか分からない状況があります。広島市のHPでは、施設の一覧や入居者の空き情報が記載されているのでチェックしてみてください。
・グループホームの運営推進会議に参加する
運営推進会議では入居されている方の生活の様子を聞くことができ、また管理者が何に力を入れているのかを知ることができます。
これらのポイントから施設を見てみると、ご家族にあったグループホーム選びができるでしょう。
この記事を参考に、ぜひ気になったグループホームに足を運んでみてください。