やりがちなNGスキンケアを見直そう!

私は小学生の頃からニキビに悩まされていたので、エステの専門学校へ進んで美容について学び、

私のように自分に自信がなくて人の目を見て話せない女性を減らしたい

と思い美容のお仕事に携わってきました。

私の好きなデトックス法のひとつである、温泉や岩盤浴に行く際に脱衣所でみなさんのスキンケアの仕方を目にすると『お手入れ頑張ってるな』と思うのと同時に、みなさんの普段のスキンケアの様子を知ることが出来てとても勉強になります。

なので、これまでに見かけたやりがちなNGスキンケア方法のご紹介と、その理由&正しい方法をシェアしますね!

まずは、見かけることの多い誤ったスキンケア方法とその理由をご紹介していきます

1.クレンジングしながらマッサージをする
(理由)化粧を溶かした状態で肌にのせていると、その汚れが毛穴に落ち込みやすくなります。

2.時間をかけて泡洗顔を行う
(理由)泡洗顔は過剰な皮脂や古い角質を取り除くものなので、泡が肌に触れる時間が長くなると乾燥を招きます。

3.顔に直接シャワーをあてて流す
(理由)刺激が強く、またシャワーでは毛穴の中の汚れが落ちにくいので毛穴詰まりが起こりやすくなり、いちご鼻などのトラブルを招きます。

4.タオルでこすって水気を拭い取る
(理由)肌に強い摩擦を与えると、肌表面がダメージを受けるのでキメが乱れてハリを失います。

5.化粧水を手で叩いて肌に入れ込む
(理由)肌の構造はとても薄くデリケートなので、叩いてしまうと肌の弾力をつくっているコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、たるみを促進させてしまいます。

6.シートマスクをつけてドライヤーをする
(理由)ドライヤーの時間にもよりますが、5分を超える場合は逆にシートが乾くと共に肌の水分も奪われ、逆効果になることも。

7.乳液やクリームを塗らない
(理由)化粧水はほぼ水分なので蒸発してしまいます。

その際には肌の水分も奪われ、より乾燥を招く恐れがあります。

正しいスキンケアについて

  1. クレンジング時はマッサージを兼ねず、化粧を溶かすだけの気持ちでクレンジング剤をゆっくりと軽いタッチで滑らせながら行い、なるべく早く洗い流します。
    泡洗顔は、泡を肌にあてる時間を30秒以内にしましょう。
    乾燥肌の方はもっと短くてOK。
    手と肌の間に泡を挟むようにして摩擦させずに行います。
  2. シャワーで流さず、両手に水をすくって顔に水面だけをあてるようにして優しく洗い流します。
    目安としてはおでこ・片頬・鼻・顎にそれぞれ10?20回繰り返します。
  3. タオルでこすらずに優しく顔にあてて水分を取ります。
    ティッシュを使うのもおすすめです。
  4. 化粧水は手に取って両手の平に馴染ませてから肌に手をあててじっくり浸透させましょう。
  5. シートマスクをしたままドライヤーをするのであれば、100円ショップなどで売られているシリコーンマスクを被せるなどして蒸発を防ぎましょう。
  6. 乳液や保湿クリームを使い、油分でフタをしましょう。
    べたつくことが嫌な場合は、少量でもOK。

まとめ

この他にもスキンケアにはいろいろな方法があるかと思います。

例えば、化粧水を冷蔵庫で冷やして使うと毛穴が小さくなるという方法。

でもこれでは毛穴を一時的に小さく出来てもスキンケア化粧品の浸透を防ぐだけで、その後毛穴は開きますし、体温で毛穴はすぐ元に戻ります。

毛穴を収縮させたければ、収れん化粧水を。

冷やした化粧水の有効活用は炎症の鎮静に。

もしご自身のスキンケア方法で「これ大丈夫かな?」というものがあれば、摩擦していないか?叩いていないか?優しいか?などをチェックしてみてくださいね!

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