愛媛県は四国の北西部にあり、瀬戸内海に面しています。海運業に関する企業も多く、船舶に関しては造船や修繕、レンタル、管理などさまざまな会社があります。
今回は、愛媛県で小型船舶操縦士の免許を取得する方法について解説します。
小型船舶操縦士の免許とは?
小型船舶操縦士には、一級・二級・特殊の3種類があります。操縦できる船の種類や区域によって分かれています。例えば、特殊小型船舶操縦士は水上オートバイのみですが、一級小型船舶操縦士の渡航区域は無制限となっています。
小型船舶操縦士は、クルージングや屋形船、マリンレジャーのインストラクターなどの仕事をしたいときに有利になります。また、消防や警察で救助活動を行う際にも役立つ資格といえます。
大型船舶を操縦したい場合はほかの資格も必要ですが、将来的に海運業や漁師などを目指したいのであれば今後のために取得しておくと良いでしょう。
愛媛県で小型船舶操縦士の免許を取得するには
一般的に特殊小型船舶免許は16歳以上、一級・二級小型船舶操縦士は18歳以上が対象です。
免許取得には2種類の方法があります。1つ目は直接小型船舶操縦士の国家試験を受験する方法で、すでに知識・技術を持っている方に合っています。2つ目は、教習所で講習を受けたあとに学科・実技試験に合格することで取得する(国家試験が免除される)方法です。また、国家試験対策のために通えるスクールもあります。それぞれ一定期間通う必要がありますが、未経験からチャレンジするときにはおすすめです。
愛媛県には教習所やスクールがいくつかありますが、学校によって対応している免許が異なるので事前に確認しておきましょう。国家試験を受ける場合は、JMRA(日本海洋レジャー安全・新興教会)の四国事務所が窓口です。各県の会場で、免許種別ごとに毎月試験が実施されているようです。試験に合格すれば、小型船舶操縦免許を受け取ることができます。
小型船舶操縦士の資格でスキルを磨き、ステップアップも可能
大型船の操縦や海運業への就職を目指す場合は、必要に応じて「特定操縦免許」「海技士免許」などが必要です。はじめに小型船舶操縦士の資格を取得して基本的な知識や技術をつけてから、新たな分野や資格に挑戦することもできます。
海に面した愛媛県では特に活かせる資格だと思いますので、免許取得を考えている方はぜひ参考にしてください。