交通誘導とは?
交通誘導は、警備業法で「人若しくは車両の雑踏する場所又はこれらの通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務」と定義されています。
具体的な仕事内容は、工事現場や道路、ショッピングセンターなどの駐車場で、歩行者や車両の誘導などが主になります。人々の日常の安心と安全を守る重要な役割で、大きな社会的責任を持つ仕事です。
1つ間違えれば 事故につながる恐れがあるので、集中力と瞬時の判断力が求められます。
また、交通誘導と似た言葉で「交通整理」があります。違いは何でしょうか?
警備員の行う交通誘導については、警備業法に定められています。その中の基本原則として、「警備業者及び警備員は、警備業務を行うにあたっては、この法律により特別に権限を与えられているものではないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。」とされています。
工事現場などで歩行者や車両の危険を防ぐというような業務にあたって、警備員には特別な権限があるわけではないので、あくまで歩行者や車両の協力のもとで行われるものです。
一方、警察官等が行う交通整理は、道路交通法によって定められています。「警察官等は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑をはかるために特に必要があると認めるときは、信号機の表示する信号にかかわらず、これと異なる意味を表示する手信号等をすることができる。」「道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号に従わなければならない。」とされています。
このように交通誘導と交通整理は、まったく別のものになります。
周南市の交通誘導の求人事情は?
交通誘導は、18才以上であれば年齢が問われず、経験や資格がなくても働くことができます。リタイア後のシニア世代の方も仕事ができるチャンスがあり、また、夜間の業務もあるのでダブルワークもできます。
周南市で交通誘導の仕事を探す場合は、ハローワークに行くか、ネットで検索してみるのがいいでしょう。